舟戸ダム(庄川合口ダム)

古来より庄川平野部の農業用水は二万七千石用水をはじめ、庄川左岸に6か所、右岸に3か所の取水口を独自に持っていましたが、洪水のたびに取水口が被害を受け、その修理等に莫大な維持管理費を必要としていました。

そこで富山県は、その軽減策として旧庄川町舟戸で庄川用水合口堰堤の建設に着手しました。

これにより各用水取水口の統合(合口化)が達成され、庄川流域の11,000ha余りの農地に農業用水を安定して供給することが出来るようになりました。
2004年には国内屈指の大扇状地を潤し穀倉地帯の近代化を支えたとして、国の登録有形文化財に指定されました。

また、庄川は鮎の漁場となっているため、鮎が遡上できるようにダムの脇に魚道が設置されており

ダム湖畔の遊歩道は人々の憩いの場となってます。

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