庄川温泉郷の歴史

富山・金沢・飛騨の中間地点にあり、庄川峡という自然美をもつ「庄川温泉郷(しょうがわおんせんきょう)」の成り立ちは
今から94年前となる1925(大正14)年に着工した

小牧ダムの建設までさかのぼります。

「東洋一」と称された小牧ダムの建設は当時の国内では類を見ない規模のため

海外からも技術者を迎えての大工事となりました。
小牧ダムの建設に携わる人夫や技術者の受け入れのために、建設現場周辺では

温泉旅館や飲食店、料亭などが次々と開業し大変賑わいました。
ダムの建設が終了してからも

良質な温泉

庄川峡という自然美を持つため

庄川温泉郷への観光客は増加し
1950(昭和25)年には「日本観光地百選」にも選ばれ、富山県内屈指の観光地として今日に至ります。
また、平成28年5月31日に刊行された「ミシュランガイド富山・石川(金沢) 2016 特別版」には
庄川温泉郷から旅館4件と飲食店1店が掲載されました。