やくばらいこいのほうりゅう
厄払い鯉の放流
毎年1月3日、庄川水記念公園内の鯉恋の宮で「厄年祈祷大祭」が開催されます。この行事は、1816年(文化13年)の金屋神明宮遷宮祭が起源で、鯉に御神酒を飲ませて災厄を託し庄川に放流したことから始まりました。現在では、厄年の男女(男性は数え年25・42歳、女性は数え年33歳)が「開運」や「長寿」を祈願します。本来は金屋神明宮の氏子行事ですが、放流後には地元園児を対象とした「第2部」が開催されます。
令和8年 厄払い鯉の放流
■開催日時
2026年1月3日(土)10:30~
■開催場所
・厄払い神事:金屋神明宮(砺波市庄川町金屋1285)
・厄払い鯉の放流:鯉恋の宮
・開運七福鍋:庄川ウッドプラザ
- 開催日
- 毎年1月3日
- 会場/場所
- 鯉恋の宮(庄川水記念公園内)
- 主催
- 庄川峡観光協同組合
- 住 所
- 砺波市庄川町金屋
- 交通アクセス
- 北陸自動車道 砺波ICから車で15分
- 駐車場
- 有(庄川水記念公園)
お問い合わせ
TEL:0763-82-5696
命の鼓動に願いを託して。庄川に受け継がれる「厄払い鯉の放流」
富山県砺波市庄川町金屋で行われる「厄払い鯉の放流」は、江戸時代後期(1816年)に始まったとされる伝統的な神事です。
神事での出来事: 1816年(文化13年)に金屋神明宮の遷宮祭が行われた際、神の化身(庄川の主)として供えられていた鯉が、長時間にわたる神事が終わってもなお生きていました。
この鯉の強い生命力に人々があやかり、自分の災厄を鯉に託して、御神酒(おみき)を飲ませて庄川に放流したのが起源とされています。
この行事は、厄年を迎えた金屋神明宮の氏子が参加し、鯉に酒を飲ませて川に放流することで、厄を払い、無病息災を願うものとして現在まで続いています。



