庄川温泉郷の中心を流れる一級河川庄川は豊富な水量と急な勾配という水力発電に適した条件を備えています。
日本の近代化に伴い電力需要が増すと、大正末期から主に発電用のダムが設置されてきました。
現在、庄川水系には18のダムが設置されています。
一覧
御母衣(みぼろ)ダム
庄川水系最大の規模を誇る発電専用のダムです。
完成当時はその規模から「20世紀のピラミッド」と称されました。
・所在地:岐阜県大野郡白川村御母衣
・竣工:1961年
鳩原(はとがや)ダム
庄川水系でもっとも大きい堤頂を誇ります。
・所在地:岐阜県大野郡白川村
・竣工:1956年
椿原ダム
・所在地:岐阜県大野郡白川村
・竣工:1954年
成出(なるで)ダム
富山県と岐阜県の県境に位置します。
・所在地:富山県南砺市成出
・竣工:1952年
小原ダム
・所在地:南砺市大字葎島字開地
・竣工:1942年
赤尾ダム
・所在地:富山県南砺市大字西赤尾町
・竣工:1978年
境川ダム
庄川水系の支流の一つ境川に設置されたダムです。
ダム湖となる桂湖はレジャースポットにもなっています。
・所在地:富山県南砺市桂
・竣工:1993年
祖山ダム
主堤体と副堤体に分かれています。
戦前では5番目に高いダムでした。
・所在地:富山県南砺市大字祖山字大沼
・竣工:1930年