庄川大仏

庄川大仏は庄川町金屋の光照寺内にある高さ約10メートルのコンクリート製阿弥陀如来坐像です。
旧小杉町の名工、竹内源三最大の遺作とされ、1930年に着工、1933年に完成しました。
当時は10万人分となる男女の遺骨を集め、セメントに練り混ぜて頭部を作ったことから「十万納骨大仏」とも称されました。

飛鳥大仏の流れをくむ釈迦如来坐像の蓮台から頭部までの総体は10.2メートル、顔の長さは2.2メートル、花の高さは23センチです。建立当初は「金屋大仏(かなやだいぶつ)」と呼ばれ、1982年の補修を機に「庄川大仏」に名称変更しました。
2011年に砺波市教育委員会が制定した「ふるさと文化財」に選ばれました。
近年は塗装の剥がれが目立ち、2014年には2度目の修復を行いました。

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