散居村

砺波平野は、庄川と小矢部川によって作られた扇状地です。そこに屋敷林に囲まれた約1万戸の農家が点在し、「散居村(さんきょそん)」という集落景観を作っています。遠くから眺めると、緑の絨毯に碁石をまき散らしたように家々が点在しています。

散居村は今から約400年前頃から成立し、江戸時代を通して平野全体に広く展開しました。散居村では家の周りの耕地で稲作を行い、日常生活に必要な資材を屋敷林から調達するという、自給自足の生活をしていました。

散居村ビュースポット